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無考で引き寄せの法則を発動させる究極の方法

引き寄せの法則を実践している人の多くが、なぜ思うような結果を得られないのか。
それは「引き寄せよう」と必死に考えているからである。
アファメーションを唱え、イメージングを行い、感謝の気持ちを持とうと努力する。
しかしこうした思考こそが、引き寄せの法則を阻害している最大の要因なのである。

私は無考という状態を身につけることで、引き寄せの法則を完璧に発動させることができた。
司法試験合格、年収3000万円、がんの完治。
これらすべては、頭の中のおしゃべりを止めた結果として自然に現れたものである。

引き寄せの法則の本質は、思考ではなく存在の状態にある。
「お金持ちになりたい」と考えている限り、あなたは「お金持ちではない人」の状態にいる。
「健康になりたい」と思っている間は、「病気の人」の状態を維持している。
願望を抱くこと自体が、現実との分離を作り出しているのである。

無考状態に入ると、願望と現実の境界線が消える。
欲しいものをすでに持っているような感覚になる。
これは錯覚ではない。
時間と空間の制約を超えた意識の領域では、すべてがすでに存在しているからである。

具体的に説明する。
私が年収3000万円を引き寄せたとき、「お金が欲しい」という思考は一切なかった。
無考状態で日常を過ごしていると、ある日突然、大きなビジネスチャンスが舞い込んできた。
そのとき私は、それが自分にとって当然の出来事であるかのように感じていた。

がんを克服したときも同様である。
「病気を治したい」という必死さはなかった。
無考状態で過ごしているうちに、自然に体が回復していった。
医師も首をかしげるほど劇的な改善だったが、私にとってはごく自然な流れだった。

引き寄せの法則で最も重要なのは、抵抗をなくすことである。
「まだ実現していない」「どうして叶わないのか」といった思考は、すべて抵抗を生み出す。
無考状態では、こうした抵抗的な思考が完全に消える。
すると宇宙からの贈り物が、まるで川の流れのように自然に到着するのである。

多くの人がイメージングやアファメーションに時間を費やしているが、これらは実は逆効果の場合が多い。
なぜなら「まだ持っていないから引き寄せる必要がある」という前提に基づいているからである。
無考状態では、そもそも引き寄せようという意図すら持たない。
ただ存在しているだけで、必要なものが自然に現れてくる。

引き寄せの法則における感情の役割も誤解されている。
「良い気分でいなければならない」と考える人が多いが、これも思考による努力である。
無考状態では、感情をコントロールしようという意図もない。
自然に湧き上がる感情をそのまま受け入れる。
すると驚くことに、ほとんどの時間を平和で満たされた状態で過ごせるようになる。

潜在意識の書き換えについても、多くの人が複雑に考えすぎている。
無考状態では、潜在意識と顕在意識の境界がなくなる。
制限的な思考パターンが自然に消え、可能性に満ちた新しい現実が開かれる。
努力して書き換える必要はない。
ただ思考を止めるだけで、意識が本来の状態に戻るのである。

宇宙との一体感も、無考状態で初めて体験できる。
個人的な願望を持っている限り、自分と宇宙は分離している。
しかし思考が止まると、自分が宇宙そのものであることがわかる。
この状態では、願望を持つ必要すらない。
なぜなら宇宙のすべてがすでに自分のものだからである。

引き寄せの法則を成功させるために必要なのは、テクニックでも努力でもない。
ただ頭の中のおしゃべりを止めることである。
思考のノイズが消えたとき、あなたは自分が本当は何者なのかを思い出す。
そしてその瞬間から、人生のあらゆる面で奇跡的な変化が始まるのである。

無考による引き寄せは、従来の方法とは次元が違う。
努力も時間も必要ない。ただ静寂の中にいるだけで、想像を超える現実が展開していく。
これこそが引き寄せの法則の真の姿なのである。

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無考神道・教祖

無考神道の教祖。 自身が日常生活の中で「無考」に至ったことから、日常生活での実践に重きを置いている。 また、無考によって司法試験に合格、年収3000万円超を達成、癌からの生存を実現するなど現世的な利益を得た経験があるため、現世的な願望を否定しない。

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