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無考が証明する引き寄せの法則おすすめランキングの真実

引き寄せの法則を実践する人たちが最も知りたがることの一つが、どの手法が最も効果的でおすすめなのかということである。
インターネット上では様々なおすすめランキングが紹介されているが、私が無考を通じて得た経験から言えることは、従来のおすすめランキングは根本的に間違っているということである。

一般的に効果的でおすすめとされる引き寄せの手法を順位別に検証してみよう。
第1位によく挙げられるのがアファメーションである。
「私は豊かである」「私は愛されている」といったポジティブな宣言を繰り返す方法だが、これは実際には逆効果になることが多い。
なぜなら「私は豊かである」と言っているということは、現在豊かではないことを前提としているからである。

第2位のイメージングも同様である。
願いが叶った状態を詳細に想像する手法だが、想像している間は現実との分離を作り出している。
理想の状態を思い描くということは、それが今ここにないことを認めているのと同じである。
私がこれらの手法を試していた頃は、むしろ願望から遠ざかっていくような感覚があった。

第3位の感謝の実践は、他の手法よりもましではあるが、それでも限界がある。
「感謝しなければならない」という思考がある限り、自然な感謝の状態にはなれない。
本当の感謝は思考から生まれるものではなく、存在の深い部分から湧き上がってくるものである。

第4位の瞑想は、無考に最も近い手法である。
しかし多くの人が瞑想を「何かを得るため」に行っている。
集中力を高めるため、ストレスを減らすため、引き寄せを成功させるため。
こうした目的がある限り、真の瞑想状態には入れない。

第5位のジャーナリングは、願望を明確にするという点では有用だが、書いている間じゅう「まだ実現していない」ということを確認し続けることになる。
第6位の行動の一致も、「演技をしている」という意識がある限り、本物の状態にはなれない。

これらすべての手法に共通する問題は、「引き寄せようとする意図」があることである。
何かを得ようとする思考、現状を変えようとする努力、そうした一切の意図が、実は引き寄せの法則を阻害しているのである。

私が司法試験に合格し、年収3000万円を達成し、癌を完治させたのは、これらの手法を一切使わなかったからである。
代わりに実践したのは無考、つまり頭の中のおしゃべりを完全に停止させることだった。

無考状態では、願望も努力も存在しない。
ただ静寂な意識があるだけである。
この状態になると、必要なものが自然に現れてくる。
引き寄せようとしなくても、まるで磁石のように現実が変化していく。
これこそが引き寄せの法則の真の姿なのである。

従来のランキングを無考の観点から作り直すと、次のようになる。
第1位は無考状態での存在。
第2位以下は存在しない。
なぜなら他のすべての手法は、思考によるアプローチだからである。

無考になる方法は単純である。
頭の中で何か考え始めたら、その思考を観察する。
「今、私は考えている」と気づき、深呼吸をしてその思考を手放す。
これを継続していると、思考の間隔が長くなり、やがて完全な静寂状態に到達できる。

この状態で日常を過ごしていると、人生のあらゆる面で奇跡的な変化が起こり始める。
努力も計画も必要ない。
ただ思考のノイズがない状態で存在しているだけで、宇宙があなたに必要なすべてを届けてくれる。

引き寄せの法則の手法ランキングを探している人に言いたいことは、すべての手法を試す前に、まず無考を実践してみてほしいということである。
思考を止めた瞬間から、あなたの人生は劇的に変化し始めるはずである。

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無考神道・教祖

無考神道の教祖。 自身が日常生活の中で「無考」に至ったことから、日常生活での実践に重きを置いている。 また、無考によって司法試験に合格、年収3000万円超を達成、癌からの生存を実現するなど現世的な利益を得た経験があるため、現世的な願望を否定しない。

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